車のボディや、バイクのタンクに付いたキズを消そうと考えたとき、多くの人はコンパウンドを選択すると思います。
しかしコンパウンドは、配合されている研磨剤によって塗装を削り落とします。そうすることでキズを目立たなくさせているのです。
広い範囲を磨くならコンパウンドは適切ですが、自分で少しのキズを消すなら、誰でも簡単に使えるQUIXX(クイックス)キズリペアシステムが最適です!
クイックス キズリペアシステム
クイックスのキズ消し剤は、コンパウンドのように塗装を削らずに、周囲の塗装を移動させてキズと同化させる塑性変形という効果があります。
表面処理に特化した技術を持つ、ドイツのメーカーによって開発され、ヨーロッパではBMW が純正採用しています。
塑性(そせい)変形「塗装の移動ってどういうこと?」
塑性とは、力を加えて変形させたとき、永久変形を生じる物質の性質のことを指す。
クイックスに配合されている有効成分が化学反応を起こし、塗装表面のクリア層を変形させて移動し、キズを補修します。
その効果は、塗装を変形させているので半永久的に持続します。
コンパウンド(研磨剤)との違い
コンパウンドは、研磨剤によって塗装面をキズの深さまで削り取ることで、キズを目立たなくさせます。
キズの程度でコンパウンドの番手を選び、徐々に細かい番手で仕上げていくので、一般の方がこれだけ揃えるのは現実的ではないですね。
しかし、クイックスは塗装を一切削ることなく、同化させて平らに埋めることで、キズを補修します。深いキズも、タッチアップペンと併用することで補修可能です。
また、鏡面仕上げ材も付属しているので、これひとつでピカピカに仕上がります!
こちらの動画が効果が分かりやすいです。
使用可能なもの
車のボディーやミラーカバー、バイクのタンクやヘルメットなど。
塗装の色も選ばないので、ホワイト/ブラック/シルバー/レッドなど何でもいけます!
使用不可なもの
マット仕上げ塗装/塗装されていない樹脂パーツ/クリアコートされていない、またはクリアコートが劣化したもの。
クリアコートを塑性変形させるので、塗装されていないものや、クリアコートが劣化しているものは使えないですね。
まとめ
クイックスは、表面を磨くだけの作業なので、誰でも簡単にキズ消しを行えます!
ひとつの商品で塗装色も選ばず、鏡面仕上げまでできるので、DIYユーザーには嬉しい限りです!
広範囲を施工するプロには、コスパ的に現実的でないですが、いつかコンパウンドに変わる製品になるかもしれませんね!
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