作業中に、ネジのひっかかりが気になることがあると思います。
そのまま無理に締めていくと、のちのち大きな修正が必要になるので、気付いたときの修正が必要です。
そこで今回紹介するのが、雄ネジの簡易修正【NOGA】 スレッドメイトです!
NOGA スレッドメイト
雄ネジの損傷を見つけたとき、ダイスで修正するのが一般的です。
ですが、サイズごとに複数のダイスを用意しないといけません。また、ミリとインチでも別々に必要です。
しかし、NOGAのネジ山修正器は、ダイスのようにサイズごとに用意する必要がなければ、ミリもインチもこの工具ひとつで修正可能です!
使い方
1.修正するネジをスレッドメイトにセットする。
2.ノブを回して、ブレードをネジ山に当てる。
※強く締めない!軽く締めるだけで十分。
3.スレッドメイトをネジ山に沿って回す。
これひとつで4~13㎜(5/32”~1/2”)のネジ径(ネジの太さ)を修正できます!
また、調整式なのでどんなピッチ(ネジ山の間隔)にも使えます。
左右のブレードを入れ換えることで、正ネジ(右ネジ)、逆ネジ(左ネジ)の修正が可能です。
雌ネジ修正器
通常、ナットなどの雌ネジ修正はタップで行いますが、これはスレッドメイトのようにサイズ調整できる雌ネジ修正器です。
やすりタイプ
NOGAの製品ではありませんが、雄ねじ修正にはこのようなやすりタイプもあります。グリップが差し替えでき、左4面/右4面の合計8面に異なるピッチがあります。
使い方は簡単で、ネジの溝に沿ってやすりを当てて前後に引くだけです。あくまでも簡易修正ですね。
これも持っていると結構使えます。なにより安いです。
ねじロック剤の除去にも使えます!
まとめ
本格的な修正にはタップダイスが必要ですが、主張などの出先へタップダイスセットを持っていくのは大変です。NOGAの修正器を持っていれば、荷物にもならず、多くのネジに対処できるので、応急用に必須アイテムですね!
また、本格的な修正を必要としないDIYユーザーには、これで十分修正可能なのでオススメです!
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