
ガレージジャッキ(フロアジャッキ)には多くの種類がありますが、整備内容(オイル交換やタイヤ交換等),車高,ジャッキポイントの位置などによって適切なものを選ばなければなりません。
しかし、初めて買う方は自分の目的に合ったジャッキの選び方がわからないと思います。
そこで今回は、DIY整備におすすめの油圧式ジャッキを3タイプ紹介しますので、ぜひジャッキ選びの参考にしてください!


油圧式ガレージジャッキ
油圧系のガレージジャッキは、油圧の力で車体を持ち上げてくれるので、ほとんど労力を必要としません。
操作方法としては、レバーを上下するだけと非常に簡単で、楽にジャッキアップできます!
タイヤ交換程度なら、写真のような車載ジャッキ(パンタグラフ)でも十分可能ですが、耐久性や安定性が悪く、また慣れていてもジャッキアップが大変です。
使ったことがある人ならわかると思いますが、ネジを回して車体をゆっくり持ち上げていくので、時間もかかりとても疲れます。
自身で何度もタイヤ交換やオイル交換、足回りの整備をするのなら、油圧ジャッキは必ず用意しておくべきでしょう。
油圧式パンタグラフジャッキ
油圧式のパンタグラフジャッキです。
コンパクトで軽量。ケース付のものが多く収納に便利で、車載用ジャッキとして多く選ばれています!
誰でも簡単に扱え、タイヤ交換に最適のジャッキです!
シーズン毎のタイヤ交換のみの使用なら、油圧パンタグラフジャッキで十分間に合います。
しかし、4,5千円の安価なものは、オイル漏れやアームの曲がり等の故障が多く、数回の使用でダメになってすぐに買い換えるということも多いです。
もちろん長く使えるものもあり当たり外れがありますが、多少金額が高くてもしっかりした造りのジャッキを選びましょう!
おすすめは自動車用油圧ジャッキの専門メーカー【マサダ製作所】の日本製ジャッキです。作りもしっかりしており安心して長く使えます。
こちらの記事で、油圧式パンタグラフジャッキを紹介しています。⇓

ガレージジャッキ ミニタイプ
こちらのガレージジャッキの形状は、整備工場で使われている本格的な大型ジャッキのミニタイプとなっています。
コンパクトであり、重さも10~12㎏程度と軽量なので、持ち運びや積み降ろしも楽です。出張整備やサーキット用として多く選ばれています。
最大能力2t以上の製品が多く、小型でありながら意外にパワフルで、普通乗用車は問題なくジャッキアップできるのでDIY用に最適です。
また、最低位置が低いので、車高の低い車やローダウン車にも最適です。
ジャッキを持ち運ぶことが多い方や、収納場所が限られている方には、コンパクトで軽量のこちらのタイプがおすすめです!
その他車載や持ち運びに便利な軽量ジャッキはこちらで紹介しています!⇓

アルミジャッキ
アルミ製ジャッキをおすすめする理由は、なによりもジャッキ自体の重量が軽い点です!女性でも持ち上げることができるでしょう。
普通の鉄製ジャッキの重さは約50㎏ですが、アルミジャッキはなんとその半分程度です!なかにはもっと軽い製品もあります。
しかも、アルミといっても強度,耐久性は申し分ありません。ジャッキアップ能力も高い製品が多いです。
重量のある鉄製ガレージジャッキでは男性でも持ち上げるのは難しいので、保管場所に段差があったり、車に積んで持ち運びすることも考えているのなら、鉄製ジャッキでは困難でしょう。
ゆえに、DIY作業には取り回しのしやすい、軽量のアルミジャッキをおすすめします。
もしもアルミへの耐久性を心配するのなら、アルミとスチールを融合したハイブリッドタイプもあります。
そのアルミジャッキなら普通乗用車はもちろん、大型車両,ワンボックス,4駆に小型トラックまで対応できる能力があります!
アルミジャッキはプロ・アマ問わず人気の商品です。本格的なジャッキをお探しならこれです!
また、車体の下に潜っての作業などのタイヤ交換以外の整備も考えているのなら、高さと耐荷重のあるジャッキを選びましょう。
おすすめのアルミジャッキはこちらの記事で紹介しています!⇓

ジャッキヘルパー
油圧ジャッキを使わずに車載ジャッキを使う際、付属のハンドルを使ってのジャッキアップは一苦労です。
しかし!このジャッキヘルパーを装着するとインパクトレンチや十字レンチなどを使っての作業が可能となるので、とても楽チンです!
カースロープ
車高が低くてジャッキが入らない場合、カースロープでジャッキを入れる分の高さを稼ぐことができます。
これを知っていれば、購入したガレージジャッキが車の下に入らなくても、焦らずに対処できますね!
タイヤ交換作業にあると便利な工具
タイヤ交換に必須ではないけれど、持っていればスムーズに作業できる工具を紹介しています。こちらも参考にどうぞ!

まとめ
あなたの目的に合ったジャッキはありましたか?
価格面、耐荷重、作動範囲、重量、アフターサービスなどをしっかり確認して納得できるものを選びましょう!
また、ジャッキアップしての作業は非常に危険なため、事前に作業行程を確認しておきましょう。
車体の下に潜って作業をするのなら、ジャッキスタンド(ウマ)は必須です。必ず使用してください!
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