ベアリング抜き取り作業の必須ツール、ベアリングプーラーは多くの種類があります。
数回使うだけなので、プロ向けの高額なツールではなく、2,3千円程の低価格で購入でき、それなりに使えるツールがあれば嬉しいですよね?
そこで今回は、DIYユーザー向けの低価格でも有能なベアリングプーラーを紹介します!
強度と精度の高いベアリングプーラーをお探しの方は、こちらをどうぞ!

ベアリングプーラー
ネットショップで販売されている海外製の安価なベアリングプーラーは、とにかく安いので一回しか使わないのならそれでもいいですよね?
しかし、なかにはトラブルの多い商品もあり、買ってはみたものの結局使えなかったという話も多いので、商品の見極めが重要です。
ここでは低価格でも比較的評価の高い、2種類のベアリングプーラーを紹介します。
ブラインドベアリングプーラー内掛け式
【製品情報】
- 対応サイズ
大筒・外形〜35mmまでのベアリング
小筒・外形〜32mmまでのベアリング - ベアリング内径
9mm〜10mm
12mm〜13mm
15mm〜16mm
19mm〜20mm
22mm〜23mm - シャフト全長:195mm
このベアリングプーラーは、色々な販売店で販売されている中国製の商品です。
購入しやすい価格帯で、本格的な使用ではなく数回しか使用しないホビーユーザーに人気があります。
しかし、作りが荒いようでバリが多く、ネジ山もスムーズには動かない箇所(使用には問題ない範囲)があるものも混じっています。
購入者のなかには研磨やネジ山修正など、少し手直しして使っている方が多いようです。
強度に不安がありますが、破損しても買い直せばいいと開き直ることができる価格でもあります。
安いので使いきりと思える方にはおすすめできますが、長く使おうと考えている方には向かないでしょう。
♦使用者の感想
- 作りは粗いが、ベアリングを外す能力としては問題ない。
- 固着したベアリングを外すのに使用したので、先端チャックはすぐにダメになったがなんとか外すことができた。この価格なら不満はない。
- 加工など工夫しないと使えないツール。一応問題なくベアリングは外せたが、加工能力がない人には向かないと思う。
- 高価なものだと1万円するが、使いきりと割りきって購入。この価格で十分使えるので驚いた!壊れても安いので買い変えればいい。
- 目的は果たせましたが、次回の使用はできない程チャックが削れました。安いので仕方ないですが強度は低いようです。
3本爪パイロットベアリングプーラー
この形状のベアリングプーラーは、販売店によって色々なサイズがあり、2,3千円と低価格で購入できます。
爪の高さがある為、奥行きのない箇所のベアリングには使用できないので注意が必要ですが、爪が掛かるスペースがあれば問題なく抜き取ることができます。
サイズごとに部品を付け替える必要もなく、アジャスタブルタイプなので範囲内であればどのサイズのベアリングにもしっかりと爪が掛かります。
サイズは、ベアリング内径38㎜まで対応しているものが多く、中には内径50.8㎜までの広い範囲で使える商品もあります。
ただ、全てではないですが、表示しているサイズでも使えないことや、爪が全く掛からない、強度不足でベアリングを引き上げるときに爪が外れる、などのトラブルが多いものもあります。
特別安い商品や、評価が低いものには注意が必要です!
♦使用者の感想
- 構造が単純で使いやすい。安いけどしっかりした作りなので素人作業にはこれで十分!
- リーズナブルだがいいツール。バイク、自転車用にはちょうどいい。
- 安いのでこの価格なら許せるというレベル。高品質を求めているなら高いツールを買いましょう!
- バイクのホイールベアリングに使用。このツールでは外せないという声が多かったが、自分は問題なく外せた。使い方次第でしょう。
- 安くてもいいものはある!見極めが大事!
まとめ
やはり安価なベアリングプーラーは、否定意見も多いですね。
もちろん問題なく作業でき、価格と品質に満足されている人も多いです!
加工能力や設備がある人は上手に使っているようですが、自信がない人は割りきれる方だけ試してみることをおすすめします。
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