バイク整備のトルク管理に!DIYにもおすすめのトルクレンチ

出典:www.amazon.co.jp

バイク整備の際、マニュアルを見ていると規定トルクが細かく表記されていると思います。

これは、メーカーが安全の為に設定している締め付けトルクで、このトルク管理は非常に重要です。

締め付けが弱いと、走行中にボルトが緩んでパーツが外れることがあり、逆に強く締め付けても、ボルト類の破損や、噛み込んでしまい取り外しが困難になることがあります。

安全に乗るためにも、メーカーが指定したトルクを守ることが大切です。

車用にトルクレンチを持っている方でも、バイク整備とは規定トルクが変わってくるため、ほとんどの場合流用できないでしょう。

そこで、バイク整備用に最適なトルクレンチを紹介します!

スポンサーリンク

バイク整備に必要なトルクレンチ

自分でバイク整備する際に、トルク管理を必要とする作業は、主に次のものだと思います。

  • タイヤ交換
  • エンジンの組み付け
  • 補記類の点検

これらの整備だけでも、一本のトルクレンチでは全てまかなえません。
最低でも二本必要になるでしょう。

「ゆくゆくは全部バラす!」という強者は、5~25Nm20~100Nmの二本を買うべきです!

通常の点検整備だけであれば、10~60Nmのトルク範囲のものを選べばたいていの作業は問題ないでしょう。

もし全バラをする人が、先に10~60Nmのものを買ってしまうと、このトルクレンチは上記二本の範囲内にあるので無駄になってしまいます。

まずは自分がどこまでの作業をするのか、何にトルクレンチを使うのかをはっきりさせましょう!

そして、事前に整備マニュアルを手に入れて、必要になるトルクの確認をしておきましょう!

ボルト・ナットの規定トルク参考例

 ネジ径   参考トルク 
M5 5 Nm
M6 10 Nm
M8 22 Nm
M10 34 Nm
M12 54 Nm

上の表のボルト・ナットは、バイクで良く使わているもので、多くの場合締め付けトルクが設定されいます。

整備マニュアルに載っているならそのトルクを守ればいいですが、万が一締め付けトルクが不明だった場合、上記のトルクを参考にしてください。

バイク整備に最適なトルクの種類

トルクレンチには、4種類の形状のものがあります。

  • プリセット型
  • デジタル型
  • プレート型
  • ダイヤル型

バイク整備に向いているのは、プリセット型とデジタル型です。

プリセット型は、測定前にトルクを設定し、設定トルクになるとカチッという音と同時に首が軽く振ります。
デジタル型はトルクを設定し、設定トルクになると音で知らせてくれます。

プレート型とダイヤル型は、現在どれだけのトルクが掛かっているか、針を読まなければなりません。

狭い箇所での使用が多いバイク整備だと、針を読むのが困難な場面もあります。また、プレート型だと本体が大きくて邪魔になるのでバイク整備には向いていないです。

バイク整備におすすめのトルクレンチ

それでは、前述したことを参考に、あなたに必要なトルクレンチを選んでください!

ここでは数あるトルクレンチの中から、プロも使っている精度の高いものから、DIY向けの購入しやすいおすすめのトルクレンチを紹介しています。

点検整備用の一本だけを考えているなら、10~60Nmのものを。
全ての箇所の整備やレストアを考えているなら、5~25Nmと20~100Nmの二本を選びましょう!

また、差込角は3/8”(9.5㎜)がバイク整備には一番使いやすいので、ここの確認はしっかりしておきましょう!

【東日】モーターサイクル用トルクレンチ

東日製作所は、国産メーカーのトルクレンチと言えばトーニチと答える人が多い、日本を代表するトルクレンチメーカーです。

その確かな精度長く使える強度、使いやすさには定評があり、バイク整備用のモデルがサイズ別に3種類あるので、必要とするトルクレンチを見付けることができるでしょう。

本格的な整備をするなら、トーニチのトルクレンチを選んでおけばまず間違いありません!

♦使用者の感想

  • ホームセンターの安物を使っていたが精度に不安があり、日本製で信頼あるメーカーの東日を選びました。さすが東日!という存在感で大満足です!
  • エンジン回りのトルク管理はシビアなので、東日トルクレンチしか使えません。安価なトルクレンチを買っても信頼性がないと意味がない。
  • やっぱりトーニチが一番!トルク管理にはお金をかけるべき!ここをケチると後々痛い目に遭う。
  • 海外製の安物トルクレンチだと校正ができずに使い捨てになるが、東日だと安心して長く使える!
  • 自分でバイク整備をすると決めてから、色々調べて東日に出会いました。値段は高いですが安全と愛車の為には必須ツールですね!

【SK11】デジタルトルクレンチ

SK11のトルクレンチはデジタル式となっています。
デジタル式の特徴としては、今どれだけのトルクが掛かっているのかがリアルタイムで表示されます。
また、左右どちらのトルク測定もできるので逆ネジが出てきても安心です。

設定操作も簡単で、規定トルクに達するとブザー音とLEDの光で知らせてくれます。
設定トルク値と測定トルク値の単位を、他の単位に換算出来る便利な機能も付いています。

これだけ多機能で、測定範囲は通常のトルクレンチの2本分はあるので、初めてのトルクレンチとしてもおすすめです!

♦使用者の感想

  • コストパフォーマンスが高いトルクレンチ。多機能でトルク範囲が広いのが嬉しいです!ブザー音とLEDも分かりやすくていいです!
  • トルクがリアルタイムで表示されるので、アナログのトルクレンチよりも使いやすい。緩め方向も測定できて便利です!
  • 表示は見やすく、ブザーで知らせてくれるので便利!設定方法も簡単なので機械音痴でも問題なかったです。
  • 初めてのトルクレンチですが、今までの手締めが弱かったことが判明。買ってよかったです!
  • デジタルの便利さに感動!使い勝手も良く、精度も高いのでお気に入りのツールです。メーカーのファンになりました!

【E-Value】プリセット型トルクレンチ

E-Valueのトルクレンチはプリセット型で扱いやすく、測定範囲も理想のトルク範囲のベーシックなトルクレンチです。

この商品の一番のポイントは、何よりもリーズナブルな点です。しかし、作りは値段以上のしっかりしたもので、ネットでの評価は高くコスパに優れたトルクレンチです!

まとめて2本購入しても安いので、使用頻度の少ないホビーユーザーの入門用におすすめです!

♦使用者の感想

  • メモリが見やすく、設定トルク到達時の首の振り方も問題ない。使い勝手も良くリーズナブルでいい買い物でした!
  • 値段の割りにはしっかりした作り。DIYで使うだけなので、使用頻度が少ないのでこれで十分!手締めよりは信用できるので買ってよかった。
  • 口コミがよかったのでこれにしました。高いものと比較はできませんが、素人整備には十分な性能です!
  • バイク整備に使いやすいサイズ!プロ向けではないでしょうが、たまに使う程度なのでこの価格で買えてよかったです!

【アストロ】プリセット型トルクレンチ

工具販売店のアストロは、全国に店舗がある為、店に足を運んで実物を見て購入することも可能です。

エンジン,バイク整備に適したトルク範囲で、リーズナブルな価格でも、精度と耐久性の高いトルクレンチです。

ホビーユーザーはもちろん、プロも使っているトルクレンチです。

♦使用者の感想

  • 手頃な値段で、趣味の範囲には十分な性能を持ったトルクレンチ。校正はできないので精度が狂うとおしまいだが、この価格なら買い換える!
  • 近隣にアストロがあるので店で現物確認し、ポイントが欲しいのでネットで注文しました。値段の割りにしっかりした作りで、事前に確認できたので安心して買えました!
  • 値段が安いので品質が心配でしたが、素人作業にはちょうどいい!プロには頼りないかもしれないが、たまに使う分には手頃でいい。
  • トルクレンチが欲しかったので、安く手に入ってよかった!品質も値段以上に感じ、満足です!




使用上の注意点

トルクレンチの使用に関して、いくつか注意点があります。

トルクレンチで緩め作業はしない!

トルクレンチで固くしまったボルト・ナットの緩め作業を行うと、精度が大きく落ちてしまいます。

ラチェットの切り替えがついているので実際は緩めにも使えますが、トルクレンチの精度を保ちたいなら締め付け測定だけの使用にしましょう!

トルクレンチは精密機器なので、正しい使い方をしましょう!

ダブルチェックは厳禁!

多くの人がよくする間違いなのですが、一度規定トルクで締め付けたものを、不安だからともう一度カチッと二度締めしてしまうことがよくあります。

これをすると、設定トルクから大きくズレが生じます。

例えば、30Nmで締めたものをダブルチェックすると、32Nmになっていたりします。これでは本末転倒でトルクレンチを使っている意味がありません。

プロの方でも知らずにダブルチェックをしたり、雑誌や別サイトでもダブルチェックを促しているところがありますが、これは間違いなので知っておいてください!

保管方法

トルクレンチはとてもデリケートな工具なので、保管方法を誤るとすぐに精度が落ちます。

プリセット型トルクレンチは、使用後に設定値を最小値に合わせておきましょう。

その理由は、トルクレンチの内部にはバネが入っているのですが、これの張力によって精度を保っています。

使用した設定値のまま保管してしまうと、長時間バネにストレスが掛かった状態になり張力に狂いが出て、精度が落ちます。
最小値が、バネには程よい負荷だと言えます。

また、湿気により内部にサビが発生するといけないので、乾燥剤(お菓子に付いているものでいいので)を一緒にケースに入れて保管しましょう!

取り扱い説明書に保管方法が明記していたら、その通りに保管してください。

まとめ

バイク整備向けの人気のトルクレンチを紹介しましたが、いかがでしたか?

トルクレンチは、安全に整備する上で欠かせないツールですが、間違った使い方をするとせっかくのトルクレンチも意味がありません。

また、正しく保管して長く大事に使いましょう!