プラスチックが割れて、接着剤でつけようとしても「つかなかった」という経験はありませんか?
ポリエチレン(PE),ポリプロピレン(PP),シリコンゴムは、通常の接着剤では補修不可能と言われる難接着材です。
しかしこれらの材質の多くは、各製品の重要な箇所に使われています。
その一部のパーツが破損し、接着剤では補修できずに諦めて処分してしまったことも多いでしょう。
そこで今回は、今までつかなかった物を強力に接着するセメダイン PPXを紹介します!
セメダイン PPX
ポリエチレン、ポリプロピレン、シリコンゴム、ポリアセタール、フッ素樹脂は通常の接着剤では「補修不可(つかない)」というのが今までの常識でした。
多くの接着剤の注意書には、
と記載されています。
その常識を打ち破った【セメダイン PPX】は、
- 接着剤がなじみやすいように素材表面を改善する特殊プライマー
- 難接着物への接着性を高めた高性能瞬間接着剤
がセットになった専用キットです。
難接着物に対して特化したこのふたつが合わさることで、かつてない接着強度を実現します!
PP,PEの接着が可能と謳っている多目的万能接着剤と比べ、特殊プライマーの効果で強力に接着します!
使用方法
セメダイン PPXの使用方法は次のとおりです。
①接着面の汚れをきれいに落とす。
②プライマーを難接着物に塗布する。
③接着剤を片面に塗布する。
④すぐに張り合わせて押さえる。(数秒で動かなくなるが、実用強度になるまで30分置く。)
- プライマーは塗りやすいペンシルタイプで乾燥させる必要がなく、すぐに接着できます。
※プライマー塗布後、長時間放置すると揮発して効果がなくなるので、一分以内に接着すること! - 接着できなかった場合は、再度プライマーを塗布する。
- 片方が金属や通常のプラスチックの場合は、つきにくい素材(難接着物)のみプライマーを塗布します。
使用例は、車のバンパー,おもちゃや模型,ガンプラ等のプラモデル,洗面器,衣装ケース,CDケースなど、身の回りのプラスチック製品には難接着物が多く使われています。
◆使用者の感想
- 諦めていたポリプロピレンの割れた部品が接着出来た!負荷が掛かる箇所でも、大事をとって接着後24時間経過後に使用したが問題なし!これからは壊れても捨てずに修復します!
- 水圧が掛かるホースパイプの補修に。高いものなので修理できればと思い、色々検討するなかでこれを見付けました!プライマーの塗布後一分以内というのが大変でしたが、うまく補修でき、満足しています!
- バイクのリアボックスが割れたが、この接着剤で簡単に治せました。実用強度までの時間も短く、すぐに使えた点も満足。面で接着させることが大事。
- 量が少ないですが、様々なDIY作業で大活躍してくれます!今までどんな接着剤でもつかなかったものがつきます。シリコン素材にはこれが一番!
- キャッチフレーズ通り、諦めていた樹脂パーツの補修ができました!昔、諦めて処分してしまった頃にこれがあればと悔やまれます。
商品ページ
まとめ
PPXは、さすがセメダインという非常に有用な接着剤ですね!
購入しやすい少量タイプなので、ご家庭にひとつあると役立つこと間違いなし!
どの接着剤にも言えることですが、点での接着ではすぐに取れてしまうので、面で接着する工夫は必要です。
最近はスマホカバーなど、シリコンゴム製の商品が多いので使い道が増えそうです。
また、割れて補修を諦めていた樹脂製品があるなら、ぜひお試しください!
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