簡単サビ止め!錆転換剤で錆の進行を防ごう!赤錆と黒錆の違い

[鉄によく見られる赤錆]

鉄表面に浮き出る赤茶色の一般的に「サビ」と呼ばれるものは、「赤錆」といい、サビの進行がどんどん進み、放っておくとボロボロに腐食していきます。

一般的な錆処理方法では、「錆除去剤でサビを落とし、錆止めを塗ってサビの発生を防ぐ」という結構な手間がかかるものですが、今回紹介する錆転換剤はとても簡単に錆を抑制することができます。

錆転換剤は、サビの上から直接刷毛で塗るだけで赤錆を「黒錆」へと変え、サビの進行を防ぎます。

今回は、「赤錆と黒錆の違い」おすすめの錆転換剤を紹介します!

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赤錆と黒錆の違い

今回、話に出てくるサビに、赤錆黒錆がありますが、その違いは一体なんでしょうか?

また、黒錆への転換はどのようは場所で使われるのか?

それぞれ解説します!

赤錆とは?

「赤錆」とは、一般的に多く見られている赤茶色のサビです。

赤錆は水酸化鉄、または酸化第二鉄であり、表面の密度が低いため水気・湿気が染み込んでいきやすく、どんどんサビが広がっていきます。

低密度なため、奥まで錆が進行していき、広がると金属表面や塗装を剥がしてしまいます。

黒錆とは?

出典:www.shift-kk.co.jp

「黒錆」とは、化学的に安定した状態であるため錆の進行をとめます。

赤錆と比較して非常に密度が高く、鉄の表面に固く定着するため、鉄を保護する役割があります。

南部鉄器等は意図的に黒錆化させて、錆止めとしています。

錆転換剤が選ばれる理由

サビが悪化していく赤錆を、黒錆へ転換させればサビの進行は防げると分かりましたが、錆が発生したのなら錆除去剤や研磨で落としてしまえばいいと思いませんか?

しかし!それらの方法でサビを落とすのには、多大な時間と労力が掛かります。

小さなパーツなら付け置きしておけば簡単にサビを落とせますが、自動車下廻りやフェンス、鉄骨などは当然付け置きができず、サビの除去は大変困難です。

また、サビを落としたあとにも、防錆剤を塗布しないとすぐにサビが広がっていきます。

このようなサビの除去が困難な箇所には、錆転換剤での錆処理が適しています。

その理由は、錆転換剤の非常に簡単な使い方にあります。

錆転換剤は、サビの上から刷毛で直接塗布するだけで、黒錆による防錆被膜を形成します。

簡単な施工方法でありながら、その効果は高く、サビの進行を長期間防止します。

また、製品によりますが、多くの錆転換剤は施工箇所への塗料上塗りが可能です。したがって、塗装やコーティングの防錆前処理に最適です。

錆転換剤の主な使用箇所

この錆転換剤はどのような箇所で使われているのでしょうか?その一例を紹介します。

自動車の下廻り、足回り、ドアエッジ、スチールホイール、建機、農機、自転車、門扉、フェンス、鉄骨階段、シャッター、フォークリフト等

錆転換剤はあらゆる鉄製品の錆対策として使われていますが、施工後は真っ黒で決して見た目がいいとは言えません。

基本的には目に付きにくい箇所や、見映えを気にしない箇所に使われています。

自動車整備では下廻りのサビ処理に使われることが多く、シャーシブラックや塩カル防錆剤の前処理に最適です。

おすすめの錆転換剤

それでは、おすすめの錆転換剤を紹介します!

それぞれ特徴のある【Holts,三彩科学,LOCTITE,シフト】の4点です。

ぜひ参考にしてください。

Holts】サビチェンジャー MH116

【製品情報】

面倒なサビとり作業なし。サビに直接塗るだけで、黒いサビ止め皮膜に変化します。その上に塗装することも可能です。

  • 色:白
  • 乾燥時間:表面 1時間/完全8時間
  • 耐熱温度:150℃

【セット内容】

  • サビチェンジャー 70g
  • カップ
  • ハケ(小)

【ホルツ】サビチェンジャーは、タッチアップブラシで塗る小面積用の錆転換剤です。ドアエッジや自転車等の少しのサビには、この少量タイプがおすすめです。

また、ホルツからは大面積用のスプレータイプ「ラストコート MH150」も販売されています。

♦使用者の感想

  • 一時間程で表面が乾いて黒錆化し、半日で真っ黒になります。ピンポイントで塗るのに、付属の刷毛はちょうどいいです。ホルツの商品は安心して使えます。
  • 値段が安く少量で手に入り満足しています。黒錆化への反応も早く、しっかりサビが止まります。ホルツの商品はどれも使いやすいです!
  • 雨ざらしになっている自転車によく使います。サビが出たボルトにサッと塗っておくだけでサビが止まるので、早めに使っておくことをおすすめします!
  • バイクのフレームに塗っていますが、しっかり黒錆化してサビが止まっています。サビを落としても次から次に出てくるが、この商品だと新しいサビが浮いてこない!サビでお困りならこれがおすすめ!

三彩化学】レノバスプレー錆転換剤

【製品情報】
赤錆の細孔深くに浸透し、水に不溶の有機鉄錯化合物となります。さらに、その表面を特殊エポキシ樹脂により保護し、それ以上の鉄の腐食を防ぐことができるサビ転換コーティング剤です。
また、ラッカー・アクリル・ポリウレタン塗料等のあらゆるトップコートを使用でき、ベースプライマーとしても利用できる特殊コーティング剤です。

  • 容量:300ml
  • 色:黄褐色液体
  • 成分:エポキシ樹脂サビ転換剤
  • 乾燥時間:表面40分/硬化6時間
  • 塗り面積:2平方メートル(1本/2回塗り)

レノバスプレーは、広範囲のサビに有効なスプレータイプの錆転換剤です。刷毛が届かない場所でもスプレータイプなら届くこともあります。

レノバスプレーは、他のスプレータイプの転換剤と比べて非常にコストパフォーマンスの高い製品です。内容量が300mlあり、品質も高いので非常に人気のある商品です。

スプレータイプをお探しなら、レノバスプレーがおすすめです!

♦使用者の感想

  • 今までは苦労してサビを落としていたが、転換剤で処理するととても楽。スプレーを吹いておくだけで黒錆被膜をつくり、サビが止まる。プライマーを使わなくても、上から塗装ができるのも楽でいい!
  • 他の錆転換剤と比べても、量があってかなり安い!車のフレーム、下廻りに使っているがスプレーでスムーズに作業ができる。刷毛が届かないところも綺麗に行き渡るので楽。
  • いつも仕事用にまとめて買っています。一本の量が多いのでかなり広範囲を施工でき、品質もよく、確実に黒錆化します。
  • スプレータイプはサッと一吹きなので、ハケ塗りより簡単で使いやすい。黒錆へ変換後にシャーシブラックを塗りましたが、塗装もしっかりのってくれました。

LOCTITE】エクステンドラストトリートメント

【製品情報】

  • ブラスト処理などが不要のため、誰でも使用が簡単。
  • 一回塗りでも高い効果を発揮。(厳しい環境下では二度塗り推奨)
  • あらゆる工業用塗料の下塗りとして有効。
  • 安全性が高く不燃焼。
  • USDA(米国農務省)より承認取得。
  • 容量:236ml
  • 色:乳白色
  • 乾燥時間:二回目塗布(15-30分後)/トップコート塗布(24時間以上)

ロックタイトの錆転換剤は、黒錆変換の反応がよく、メーカーの知名度の高さもあって人気のある商品です。

量が多く値段が手頃なので、ハケ塗りで車下廻りなどの広範囲に施工するのなら、これがおすすめです。

施工後はトップコート必須です。

スプレー可となっていますが、粘度があって吹けないとの声もあるので、スプレーするならスプレー式のものを使う方がいいでしょう。

♦使用者の感想

  • 錆転換の反応も早く、適度な粘度があって垂れにくく塗りやすい。ある程度錆を落としてから塗布した方が効果が出る。
  • 車下廻りのサビ抑制に。他の製品よりも黒錆へ変わるのが早いです。錆転換剤はロックタイト一択で間違いないでしょう。
  • 非常に優れもの。量も多く値段もお手頃。伸びがよく、乾燥も早いから作業がスムーズに進む。
  • シャーシ塗装前にはいつもこの製品を使っています。ハケ塗りの転換剤のなかで、今まで使ってきたなかでは一番コスパがいい。迷っているならこれがおすすめ!

SHIFT】錆転換剤 速乾タイプ

【製品情報】

一般的な錆止め剤と比較し強力で、速乾性のため作業時間が短いことが特長です。 錆びた箇所に直接塗るだけで、黒い防錆被膜を形成し、錆の進行を長期間防止します。

  • 黒錆に転換した被膜には油性系塗料の上塗り塗装が可能。
  • 錆の発生していない鉄素地面にも防錆効果あり。
  • 容量:200ml
  •  乾燥時間:表面10~15分/完全30分(上塗り塗装可能)
  • 耐熱温度:150℃(短時間200℃まで)

シフト錆転換剤は、他の錆転換剤(乾燥時間6~24時間)と比べて、非常に乾燥時間が短い超速乾の転換剤です。

業務用の製品なので値段はそれなりにしますが、10分で黒くなり始め、30分で完全乾燥ととても早く、すぐに塗装に移れるので作業性を考えると魅力的な転換剤です。

施工量は、この製品一本(200ml)で普通車クラス一台の下廻りを二度塗りできます。

完全乾燥後には、シャーシブラックや塩カル防錆剤でコーティングすると、サビの発生をより長期間抑えられます。

納期が短い、施工車両が多い、時間がないという方(主に業者の方になると思いますが)におすすめの錆転換剤です。

♦使用者の感想

  • 他の製品と比べても乾燥時間が圧倒的に早く塗装もすぐに出来るので、時間がないときにはとても助かる!値段は高いがそれだけの価値はある。
  • 仕事ではいつもこれを使っています。黒錆への変化も早く、何よりも乾燥が段違いに早いので、仕事に終われているときはこれがないと追い付かない。
  • 一般的な転換剤は、塗装ができるまでに1日か半日は待たないといけないが、シフトの転換剤は30分で塗装が可能。圧倒的に早い!
  • 業者のなかでも評判のいい黒錆転換剤。施工数が多い工場では、使っているところは多いと思います。耐熱温度も高いので、マフラー以外の下廻りに有効。

まとめ

様々な錆対策があるなかでも、転換剤での錆処理はとても楽です。

落としても落としても次から浮き出てくるサビにお困りなら、ぜひ錆転換剤を試してみてください!

ここで紹介した製品なら、きっと納得のいく結果が得られるでしょう!

画像出典:www.amazon.co.jp