ボルトやナットを保持できるマグネットソケット。
数あるマグネットソケットの中でも、【KTC】マグネットディープソケットは強力磁石でボルトを確実にキャッチし、従来のマグネットディープソケットの欠点が改善されたことで使い勝手が向上している製品です。
今回は、このソケットの特徴とおすすめポイントを紹介します!
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【KTC】マグネットソケットの進化
自動車整備や各種整備業務では、手の入らない隙間を工具を駆使してなんとかアクセスさせるといった作業が多いです。もちろんのこと、ボルト・ナットを落としてしまうと一大事ですから慎重に作業を進めます。
そのような狭い場所や奥まった箇所で、ボルト・ナットを落とさず作業をするのにマグネットソケットは非常に有用です。
他にはナットグリップソケット(ナットホールドソケット)でも保持はできますが、繰り返し使うことでボールが摩耗してしまい、保持力が弱くなります。
また、重たいものになるとナットグリップでは少し不安があり、もう少し強力にキャッチしてくれるソケットは無いのかとよく思います。
KTCマグネットディープソケットは、内蔵磁石にネオジム磁石(ネオジウム磁石)を採用し、強力にキャッチしてくれるのはもちろんのこと、磁力の持続力も半永久的です。
また、上図のようにマグネットの奥にはスプリングが設置されています。
これにより内蔵マグネットがスライドするため、従来品では届かなかった座金付きボルトや、スタッドボルトのような突き出たボルトにも使用可能となっています。
従来のマグネットディープソケットは、ソケットの底部分か上部のどちらかに磁石が固定されているものであった為、使用場面が限られるということであまり人気がありませんでした。
KTCはその課題をスプリングを内蔵することでクリアし、浅いボルトでも、スタッドボルトなどの深いナットでも使えるようになりました。
◾️サイズラインナップ
KTCマグネットディープソケットのラインナップは、次の5サイズです。
差込角3/8”(9.5㎜):8,10,12,13,14(㎜)
それぞれの単品販売と、全サイズのセット販売があります。
◆使用者の感想
- 今までマグネットソケットは敬遠していたが、知人が使っているのを見て面白いと思い買ってしまいました。磁石がバネで動くので、浅いナットでもスタッドボルトでも使えてストレスフリーです。
- さすがKTCといった品質です。磁力は強力で、狭い場所でもボルトナットを落とす心配がなくなりました。
- どの向きに動かしても全く落ちません!海外メーカーにも同等品がありますが、やはりこういった細かい作りは日本製が一番ですね。
- KTCの高級感で所有欲を満たしてくれます。内臓磁石は面が広くてかなり強いので安心です。ナットグリップは思ったほどのホールド力がなかったので、初めからこちらにしておけばよかったです。
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