狭いところにあるビスやボルト・ナットを回すのに、工具が入らなくて苦労することありますよね?
普通のビットソケットやキーレンチでは上に当たって入らない……。
そんな時には、ギアレンチ(メガネラチェット)に取り付けてソケットやヘックス、トルクスが使えるようになるギアレンチ用アダプター・超ショートソケット・低頭ビットアダプターがおすすめです。
これらをメガネラチェットと組み合わせれば、かなり高さを抑えることができるので、狭くてスペースがない場所での作業がはかどります。
ギアレンチ用アダプター
ギアレンチは、早回しに非常に便利な基本工具のひとつです。通常の使用方法でも重宝する工具ですが、ギアレンチ用のアダプターと組み合わせることでさらに役立つ工具に変わります。
今回おすすめするツールは次の3点です。
- 【STRAIGHT】ギアレンチアダプター 3ピース
- 【SK11】デュアルドライブソケット
- 【アストロプロダクツ】ショートビットアダプター(トルクス・ヘックス)
【ストレート】ギアレンチアダプター
【製品情報】
- 差込角1/4″(6.3mm)用 (プッシュリリース機構付き)
- 差込角3/8″(9.5mm)用 (プッシュリリース機構付き)
- 差し込みサイズ1/4″(6.3mm)ビット用
(適応レンチサイズ)
- 1/4″アダプター:10㎜
- 3/8″アダプター:13㎜
- ビットアダプター:10㎜
ギアレンチアダプターは、ソケットとビットがギアレンチで使えるようになる便利なアダプターです。
アダプターは3種類セットになっており、「差込角3/8″(9.5㎜)と差込角1/4″(6.3㎜)のソケット,1/4″ビット」が使えるようになります。
写真のように、ギアレンチに装着することでラチェットレンチとして使用できます。通常のラチェットレンチよりもヘッドの厚みが薄いので、狭い箇所で使いやすくなります。ソケットの脱落を防ぐプッシュリリース式になっているところも嬉しいですね。
値段も安く、作業性の向上はもちろんのこと、このアダプターを持っておくことで出張や出先への持ち出し工具を減らすこともできるのでおすすめです。
◆使用者の感想
- バイクの狭いところが多い整備に役立ちました!重いラチェットレンチを積まなくていいので、車載工具にもおすすめします。
- ラチェットがもう一本欲しいときや、メガネレンチと組み合わせて即興のロングハンドルを作ったりとなかなか面白いです。使用頻度は少ないですが、結構大事な場面で活躍します!
- とても安かったので試しに購入。メガネラチェットで使うことで通常のラチェットよりもかなり肉薄になるので使い勝手がいい。意外な場面であって良かったと思えるので買って損はない。
【SK11】デュアルドライブソケット
【製品情報】
- ラチェットレンチだけではなく、ギアレンチに装着しての使用も可能。
- サイズ内容:8・10・12・13・14・17・19mm
- ワンタッチソケットホルダー付
(適応レンチサイズ)
- 8~14㎜:差込角1/4″,レンチ14㎜
- 17・19㎜:差込角3/8″,レンチ17㎜
デュアルドライブソケットは、ラチェットレンチに取り付けて通常のソケットとして使えるだけではなく、ギアレンチにも取り付け可能となっている、二通りの使い方ができるソケットレンチです。
ラチェットレンチが差し込めるドライブ角は通常のソケット通りですが、その外周はギアレンチに取り付けできるように六角面に加工されています。
ソケット自体がショートソケットなので、ラチェットに取り付けた時(写真下)でも全高はかなり抑えられていますが、ギアレンチに取り付けた時(写真上)はさらに低くなっています。
狭い場所での作業性は抜群で、短いソケットを探されている方やギアレンチに少し深さが欲しいという方にもおすすめの工具です。
◆使用者の感想
- この短さが絶妙で、メガネでは届かないがソケットは入らないといった隙間で役立ちます!キワモノのようですがソケット自体の作りもしっかりしています。
- かなり薄いので、ショートソケットとしても優秀。そしてギアレンチで使えるのも面白い。エンジンルームの狭いスペースで使えて便利。
- 少しオフセットしているメガネレンチが欲しくて探していると、このソケットを見付けました。メガネレンチを買うよりも安く買え、汎用性が高いツールなので出番は多いです。
【アストロプロダクツ】超ショートビットアダプター
【製品情報】
- 全長:20mm
- 使用レンチサイズ:12mm
- 抜け止めボール付き。
ヘックス(六角)ビット 7個セット
- サイズ:H3、H4、H5、H6、H7、H8、H10
トルクスビット(いじり止め有り・無し) 9個セット
- サイズ:T10、T15、T20、T25、T27、T30、T40、T45、T50
超ショートビットアダプターは、ギアレンチに取り付けることでトルクスビットやヘックス(六角)ビットの全高がかなり低くなるといった画期的なビットアダプターです。狭いところにあるキャップボルトにか高い効果を発揮します。
製品ラインナップは、次の3種類あります。
全長はいずれも20mmと低く、12mmのメガネレンチやギアレンチに取り付けて使用します。
高さが非常に低いので限られたスペースでの作業で重宝します。メガネレンチとの接続部にはボールストッパーが付いているので、レンチから不意に抜け落ちる心配もないです。
通常のビットソケットと比べると、その差は歴然です。(左はラチェットレンチにビットソケット。右はメガネレンチに本品。)
短さだけで言えば、L型レンチのショートタイプというものもありますが、やはりギアレンチの方が早回しができて握りやすくて力をかけれるので作業は楽になります。
少し高さが必要なときには、12mmのソケットに取り付けて通常のビットソケットのような使い方も可能です。工夫次第で使い方の幅も広がります。
それにしても、ここまで全長の短いビットは初めて見ました。狭くて工具が入らないからと、手持ちの工具を削って短くしたことのある人も多いのではないでしょうか?
値段も安いので各種揃えておくと安心ですよ!
◆使用者の感想
- 狭い箇所でかなり役立ちます!工具箱に入れておきたいおすすめアイテムです!
- これじゃないと回すことができないネジが結構多く、お世話になっています。周りにすすめると、みな驚いてすぐに注文していました!
- ズバリ求めていたツールです!もしもの時の必需品!薄い板状のビットラチェットは力を入れにくいですが、このアダプターでは好みのメガネラチェットに装着して使えるので、固くしまったネジにもロングメガネを使えば楽勝です。
- 今までは、手持ちの工具を削って短くして使っていたのですが、便利なものが出ましたね!絶対持っておくべきアイテムです。
まとめ
ギアレンチの各種アダプターを知ったときは、単純な作りなのに「痒いところに手が届く!」という印象を持ったのを覚えています。
みなさんももしもの時のために、ギアレンチアダプターを工具箱に入れておいてはいかがですか?作業の幅が広がり、役立つ場面は多いですよ!
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