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ポリプロピレン・ポリエチレンも強力に接着!プラスチック用接着剤

「プラスチックに接着剤がつかない!」という経験はありませんか?

  • ポリエチレン(PE)
  • ポリプロピレン(PP)
  • シリコンゴム(SI)
  • ポリアセタール(POM)
  • フッ素樹脂(PTFE)

一般的な接着剤、瞬間接着剤やボンド、強力な接着剤であっても、「一部のプラスチックには使用できません。」と注意書きがあります。

それが上記の素材であり、通常の接着剤がつかないとされる難接着性の樹脂素材です。

 

しかしこれらのプラスチック、特にポリプロピレンポリエチレンは、車やバイクのパーツ、家具家電やおもちゃ等に多く使われています。その一部が欠損したが、接着剤でつかないので諦めて処分してしまった…という人も多いでしょう。

 

そこで今回は、難接着性プラスチックも強力に接着するつかないプラスチック用の接着剤を紹介します。

 

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接着剤がつかない理由

接着剤がつく素材である金属木材は、液体を弾くことなく接着剤が馴染みやすいので、しっかりと接着できます。

 

それに対し、接着剤がつかないポリエチレン・ポリプロピレン等には、疎水性という特徴があります。

疎水性とは、「水と混ざりにくい、水に濡れにくい」といったもので、これらのプラスチックには接着剤が馴染まず、撥水加工のように弾いてしまいます。

一時的についたと思っても、それは接着剤の表面が乾いただけ素材には浸透していないので、弱い力で簡単に外れてしまいます。

 

それでは次に、難接着プラスチック対応の接着剤と、その使い方を紹介します。

 

PP・PE対応 プラスチック用接着剤おすすめ3選

  • 【セメダイン】PPX
  • 【アロンアルファ】プラスチック用 瞬間接着剤
  • 【コニシボンド】ウルトラ多用途S・U プレミアムソフト クリヤー

上記3点の接着剤を紹介します。

どれもポリエチレン・ポリプロピレン対応ですが、その他の難接着プラスチックについては製品によって異なります。その点も説明しています。

車のバンパー,バイクのカウル,おもちゃ,模型,ガンプラ等のプラモデル,洗面器,衣装ケース,CDケースなど、身の回りのプラスチック製品にはポリプロピレンなどの難接着物が多く使われています。

ぜひそれらの補修にお試しください。

 

通常の接着剤や瞬間接着剤でつく材質に対しても使用可能な製品もありますが、その場合は通常の接着剤の方が接着力は強いです。(もちろん製品によります。)ここで紹介する接着剤の【強力】という点は、あくまで難接着プラスチックに対してです。

鉄や木材などの接着剤がつく材質に対しては、強力接着剤と謳うものを使うことをおすすめします。

 

【セメダイン】PPX

【製品情報】

  • 内容量:接着剤3g/プライマー3g
  • 使いやすいペンタイプのプライマー
  • 用途:模型工作の接着、ホビー製作の接着、その他雑貨品の接着、補修。
  • 接着できないもの:ガラス、発泡スチロール、木材、油面や汚れた面、表面の劣化した面 等。
  • ポリエチレン・ポリプロピレン・シリコーンゴムなど、難接着材料の接着に使える。

接着剤ではつかないとされていた、PP·PEなどの難接着プラスチック。その常識を打ち破ったのがセメダインPPX

「今までつかなかった物が強力に接着!」を謳い文句に、実力の高さから人気を伸ばしています。

その中身は、

  • 接着剤がなじみやすいように素材表面を改善する特殊プライマー
  • 難接着物への接着性を高めた高性能瞬間接着剤

この2つがセットになった専用キットです。

 

難接着物に特化したプライマー接着剤の2つが合わさることで、難接着物に対してかつてない接着強度を実現します。

冒頭で説明した難接着プラスチックの全てに対応します。

プライマー処理をしないPP・PE対応の多目的接着剤もありますが、それらと比べてもPPXは特殊プライマーの効果でより強力な接着が可能です。

 

■使い方

セメダイン PPXの使用方法は次のとおりです。

  1. 接着面のゴミ、サビ、油などの汚れをきれいに落とす。
  2. プライマーを対象物両方の接着面に塗布する。
  3. 接着剤を片面に塗布する。
  4. すぐに張り合わせて押さえる。(数秒で動かなくなるが、実用強度になるまで30分置く。)

 

  • プライマーは塗りやすいペンシルタイプで、乾燥させる必要がなく、すぐに接着できます。
    ※プライマー塗布後、長時間放置すると揮発して効果がなくなるので、一分以内に接着すること!
  • 接着できなかった場合は、再度プライマーを塗布する。
  • 片方が金属や通常のプラスチックの場合は、つきにくい素材(難接着物)にのみプライマーを塗布します。

 

◆使用者の感想

  • 諦めていた樹脂パーツの爪の割れが接着できて感激です!負荷が掛かる箇所で、大事をとって接着後24時間経過後に使用したが問題なし。ポリプロピレン用の最強接着剤!
  • 水圧が掛かるホースパイプの補修に。高いものなので修理できればと思い、色々検討するなかでこれを見付けました。プライマーの塗布後一分以内というのが大変でしたが、うまく補修できて満足しています!
  • バイクのリアボックスが割れたが、この接着剤で簡単に治せました。実用強度までの時間も短く、すぐに使えた点も満足。点ではなく面で接着させることが大事。
  • プラスチック接着剤はPPX一択で間違いない。プラスチック製の工具箱の割れ補修もバッチリ!中身が重いので負荷も大きいですが、接着箇所が剥がれることなく強力にくっついています。

 

 

【アロンアルファ】プラスチック用 瞬間接着剤

【製品情報】

  • 内容量:接着剤2g/プライマー3ml
  • 用途:ポリエチレン・ポリプロピレン・ポリウレタンなどの接着や、プラスチック部品・模型・おもちゃの製作・補修。

  • フッ素樹脂・陶器・鋳物・木・紙・布・裏革は接着不可。
  • アクリル・ポリカーボネート・ポリスチレンには、ひび割れや溶ける恐れあり。
  • プライマー塗布用の綿棒一本付属。

ポリエチレン・ポリプロピレンなどの難接着プラスチックの接着が可能な、2液型アロンアルファプラスチック用瞬間接着剤

セメダインPPX同様にプライマーを使いますが、PPXのプライマーはペンタイプでしたが、アロンアルファではプライマーの塗布に綿棒を使います。

 

そして、この製品のおすすめポイントですが、それはプライマーが液体である点です。

写真のように、プライマーを綿棒、または小さな刷毛で塗布して使います。

PPXのペンタイプでは、狭いところでは角度的に塗りにくい、ペン先が届かないといった塗りにくい場面があります。そうした時にはアロンアルファの様な液体タイプが使いやすいです。

 

接着力はどちらもしっかりと強力なので、プライマー塗布後の作業時間や接着剤の乾燥時間、また使用箇所によってどちらが作業しやすいかで選ぶといいでしょう。

ただし、PPXはフッ素樹脂の接着が可能ですが、アロンアルファでは不可となります。その点はお気を付けください。

 

■使い方

  1. 接着面の汚れをきれいに落とし、よく乾かす。
  2. プライマーを綿棒につけ、対象物両方の接着面に薄く塗布する。
  3. 5分〜10分、放置する。
  4. 接着剤を片面に少量滴下し、すぐにはり合わせてしばらく押さえる。接着剤は塗り広げずに接着面で押し広げるようにすること。
  5. アロンアルファは瞬間接着剤なので、しばらく押さえておくとすぐに接着されます。

 

付属のプライマーを接着したい両面に塗ってから5〜10分待つことが重要です。プライマーが完全に乾燥する前に瞬間接着剤を塗ると、うまく接着できない恐れがあります。
また、プライマーが完全に乾燥してから長時間経過しても、プライマー効果が低下するため、5〜10分が最適です。

 

◆使用者の感想

  • 様々なDIY作業で大活躍してくれます。今までどんな接着剤でもつかなかったPPがつきます。おもちゃ(トミカやプラレール)の補修にも大活躍!超強力です!
  • 普通のアロンアルファではつかないプラスチックも、プライマーを塗るだけでしっかりつきます。おもちゃやプラモデル、パーツケースなどの補修に使いましたがどれも強力に接着できました。
  • 接着剤がつかないプラスチックは処分していたが、もっと早くこの存在を知っていればあれもこれも直せたのにと後悔が大きいです。家具家電のプラスチックの爪や軸受け部の修理に、一家にひとつあれば安心です。
  • さすがアロンアルファ!瞬間接着で強力です!プライマー塗布後の乾燥時間がどんなものかと心配でしたが、五分ぐらいでいけました。

 

 

【コニシボンド】ウルトラ多用途S・U プレミアムソフト クリヤー

【製品情報】

  • 内容量:10ml
  • 用途:屋内・屋外・凹凸面・水回りの接着と補修。おもちゃ・バッグ・靴・壁紙・家具・スポーツ用品・家電製品・自動車・自転車・フック等・金属・硬質プラスチック・木材・コンクリートの強力接着に使用可能。
  • フッ素樹脂は接着不可。
  • 硬化後も弾力性があり、曲げや衝撃に強い。
  • クリヤータイプのすぐれた透明性なため、コレクションケースなどの透明素材にも違和感が少なく使用可能。
  • ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)など、今まで接着しにくかったプラスチックも接着可能。

コニシボンド多用途接着剤は、先の2点と異なりプライマー不要でポリエチレン・ポリプロピレンの接着が可能です。

硬化後は弾力性のあるゴム状になるため曲げや衝撃に強く、また耐水性があるので屋外など水がかかる場所でも使用が可能です。

 

さらに、多少の隙間であれば充填効果で気にせず接着ができるため、屋内外・凹凸面・水まわりでの接着補修と、幅広い用途に使える接着剤です。

 

セメダインやアロンアルファと違い、硬化後はやわらかめのゴム状になるので、また違った使い方ができます。硬く固まる接着剤ではないので、その点は気を付けてください。

また、こちらもフッ素樹脂には使用不可です。

 

■使い方

  1. 接着面の汚れをきれいに落とす。
  2. 接着剤を対象物両方に、付属のヘラで薄く塗る。
  3. 塗り終わったらすぐに貼り合わせる。接着剤の塗布から貼り合わせまで1分以内。
  4. 硬化時間の目安は、固定5〜10分、実用強度2〜3時間、完全硬化24時間です。温度湿度で変わります。

 

厚く塗りすぎると固まるのが遅くなるのうえに、接着強度も弱くなります。

 

◆使用者の感想

  • 多用途に使えて便利。パリッと固まるタイプではなく粘度のある接着剤。サラサラじゃないのでピンポイントの接着がしやすい。瞬間接着剤じゃつかないポリプロピレンもばっちりつきます!
  • 早く乾きすぎないので微調整がしやすい。瞬間接着剤とは違い、粘性があるおかげで色々なものがくっつく。柔軟性と強度がある万能接着剤!
  • ポリプロピレンに使える最強接着剤!瞬間接着剤ではつかないプラスチック、衣装ケースやおもちゃに最適。使い方も簡単で、接着力も高くて剥がれません。
  • 長年の愛用品。説明にあるようにゴム状に固まるので、たわみや曲げにも強い。雨にも強いもので靴のソールの剥がれにも使え、強力にくっついています。

 

まとめ

今回紹介したプラスチック用接着剤は、購入しやすい少量タイプなのでご家庭にひとつあると安心できて役立つこと間違いなしです。

どの接着剤にも言えることですが、点での接着ではすぐに取れてしまうので、面で接着する工夫は必要です。

割れて補修を諦めていた樹脂製品があるなら、ぜひお試しください!

 

 

画像出典:www.amazon.co.jp

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