空気を圧縮してためるエアーコンプレッサーでは、タンク内に空気と一緒に水分も溜まります。その水を使用後に毎回抜いておかないと、タンク内部にサビが発生してしまいます。
水抜きを怠り、久しぶりに抜いてみると「茶色く濁った水が出てきて」ということはよく聞く話です。
とはいえ、わかってはいても面倒くさいからと水抜きをサボってしまう人も多いでしょう。
そこで今回は、少しでも手間をなくし、簡単に水抜きができるコック式のドレンバルブを紹介します。
水抜きドレンバルブ
エアーコンプレッサーの水抜きは、タンク下部に付いているドレンバルブから行います。
このドレンバルブを緩めるのが面倒で、ついつい水抜きをサボってしまいますよね?
確かにネジ式のドレンバルブは緩めにくいので面倒くさいです。作業後にオイルで手が汚れていると、滑って回すのにも苦労します。
しかし、コック式のドレンバルブ(ドレンコック)に付け替えると、その面倒くささとストレスがかなり軽減されるのでおすすめです。
使い方もレバーをひねるだけなので、タンク下部の手が届きにくく見えない箇所でも、簡単に水を抜くことができます。
取り付け方法も元のドレンバルブを外して付け替えるだけ。値段も安いので、ぜひとも使うべきアイテムです。
それでは商品の紹介です。
【アストロプロダクツ】ドレンコック
【製品情報】
- 全長:28mm
- 重量:35g
- 本体材質:銅
- インレットサイズ:1/4
このドレンコックは、ネジ式のドレンバルブをレバー式にする交換ツールです。使い勝手のいいレバー式で、排出空気の流量調整も簡単に行えます。
また、空気の排出量が大幅にUPするので、水抜き作業が非常に楽になります。
インレットサイズが1/4と標準サイズなので、多くのコンプレッサーに合うと思いますが、お持ちのコンプレッサーのネジサイズを事前に確認しておきましょう。
◆使用者の感想
- 初めから付いているネジ式のドレンは緩めるのが面倒でしたが、コック式に換えてからはとても楽になりました。水もしっかり抜けてくれます。
- タンク下のドレンを緩めるのネジ式だと億劫だったが、コック式だとひねるだけなので本当に簡単楽ちんです!
- ネジ式は圧が掛かった状態で緩めると、ネジが飛んで危険だったが、これにしてからそういう心配もなくなり、素早くエアーと水が抜ける。安全でもあり何より時短になります。
【ストレート】エアーコンプレッサー用ドレンコック
【製品情報】
- 全長:約27mm
- 重量:約25g
- 材質:銅
- ネジサイズ:1/4
- 最高使用圧力:1.0Mpa
- 推奨締め付けトルク:12~14(N.m)
こちらも上記アストロ製品と同様のエアーコンプレッサー用ドレンコックです。
性能は大差ないので、価格とデザイン(色)でどちらにするか判断すればいいでしょう。
◆使用者の感想
- 元々ついていたドレンがネジ式で不便だったので交換。取り付けも簡単で、日々のエア抜きが圧倒的に楽になりました。値段も安く最高です!
- 手が届きにくいタンク下のドレンボルトを緩めるのに苦労していたのが、このコック式にするだけでストレスがなくなりました!会社のコンプレッサーとサブタンクも全て交換しました。
- ネジ式ドレンだと固くしまっているときは本当にストレスでしたが、コック式は使いやすく大満足です。ひねるだけなので排出の勢いがあり、水も綺麗に抜けます。
まとめ
ほんの少しのことで、面倒だった水抜きが楽に行えます。
値段も安いツールなので、エアーコンプレッサーを購入したらすぐに付け替えるのもいいですね。
また、現在全く水抜きをしていない方は、コック式にするだけで水抜きの頻度が上がるかもしれませんよ!
ぜひお試しください!
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