トルクスプラスとは?|IP・EP・IPRの測り方&ミリ換算サイズ表

トルクスプラスという特殊ネジをご存じでしょうか?

↑画像の通り従来のトルクスと見比べると、トルクスプラスは角が丸くなっており、山が肉厚になっています。

この形状によって、トルクスプラスではより均一に力を掛けることができるようになり、従来のトルクスよりも高いトルク値で締め付けることが可能となります。

これにより、ネジと工具を傷めにくくなり、それぞれの寿命を伸ばします。

トルクスよりもさらにトルク伝達の向上とカムアウトを無くし、ネジと工具の耐久性向上を目的としたトルクスプラスですが、まだ登場頻度が少ないのであまり馴染みが無いという方が多いと思います。

そこで今回は、トルクスプラスの寸法の測り方ミリに換算したサイズ表を紹介します。

「トルクスに似てるけどなにか違う….?」
と思ったときは、それはトルクスプラスかもしれませんよ!

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トルクスプラスの測り方

いざ、トルクスプラスに出くわした時に、サイズが分からないと困りますよね?

トルクスプラスの測り方はトルクス同様に、対角の長さを測ります。

そして、その測った数値を次項の表に当てはめると、トルクスプラスのサイズが確認できます。

また、トルクスプラスにはビット(凸)ボックス(凹)があり、

  • 凸の工具は「IP」
  • 凹の工具は「EP」

で表記されます。

トルクスプラス サイズ換算表

トルクスプラス【IP型】

サイズ ミリ換算(㎜)
4IP 1.28
5IP 1.4
6IP 1.9
7IP 2.17
8IP 2.3
9IP 2.5
10IP 2.7
15IP 3.3
20IP 3.84
25IP 4.4
27IP 4.95
30IP 5.5
40IP 6.6
45IP 7.9
50IP 8.8
55IP 11.3
60IP 13.3
70IP 15.6

トルクスプラス【EP型】

サイズ ミリ換算
4EP 3.8
5EP 4.7
6EP 5.7
7EP 6.2
8EP 7.4
10EP 9.4
12EP 11.1
14EP 12.8
16EP 14.7
18EP 16.6
20EP 18.4

※トルクスネジ(凹)は、肉厚なトルクスプラスでは回すことは出来ませんが、トルクスでトルクスプラスネジを回すことは出来ます。しかし、隙間が多くなってしまうのでネジや工具の損傷・破損の恐れがあるため、適した工具の使用をおすすめします。

トルクスプラス【IPR型】(ペンタロビュラ)

トルクスやトルクスプラスは山が6つですが、このIPR型(ペンタロビュラ)5山の星型形状いじり止め付きとなっています。

このネジの使用箇所はごく一部の欧州車で、出会うことは稀かと思いますが、通常の「トルクスいじり止め」と異なり5山にすることでよりいじり防止力が高まり、この工具でなければネジを外すことは困難です。

測り方は↑画像の通りです。下記表と照らし合わせて、サイズを確認してください。

凹型は、現在確認できていません。

サイズ ミリ換算
8IPR 2.2
9IPR 2.4
10IPR 2.6
15IPR 3.1
20IPR 3.6
25IPR 4.1
27IPR 4.7
30IPR 5.2
40IPR 6.3
45IPR 7.4
50IPR 8.4
55IPR 10.6

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