[当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。]

スポンサーリンク

自動車・バイク整備向けのタップダイスセット|選び方とおすすめ4選

自動車やバイクの整備をしていると、ボルト・ナットのネジ山の損傷は付き物です。ネジ山が傷んだ状態で使い続けると完全にネジ山が潰れてしまい、いくら回してもクルクルと締まらなくなります。

そうなると新たにネジを切り直す必要があり、余計な手間が増えてしまうので気づいた時の早めの対処が大切です。

 

そこで今回は、自動車・バイク整備に最適なタップダイスセットを紹介します。

 

スポンサーリンク

タップ・ダイスとは?

タップ(写真左の棒状)とダイス(写真右の丸型)は、新たにネジを切ったりネジ山の損傷を修正する工具です。

新たにネジを切るのなら「先・中・上」の3種類を工程ごとに使い分ける必要がありますが、今回は傷んだネジ山の修正に使う中目(並目)に焦点を当てています。

 

整備作業をしていると、ボルトやナットなどの傷んだネジ山をよく目にすると思います。ネジを締め付けるときに、「上手く入らない!」「引っかかりがある!」などの違和感を少しでも感じたなら、タップダイスで修正してから組み付けましょう。

気づいた時にこの一手間をかけるだけで、後々起こる余計なトラブルを防ぐことができます。

 

また、ネジの修正だけでなく、ゴミ、汚れ、錆の除去にも使います。

 

自動車・バイク整備用のタップダイスセット

タップやダイスは、当然ながらネジサイズの数だけ種類があるので、単品で揃えていくよりもセットでの購入がおすすめです。

しかし、セット物といってもその種類は多く、自動車やバイク整備向けのセットでないと入っていないサイズもあります。

 

例えば、一般的なセットには「M12×1.5と1.75」は入っていても、「1.25」というサイズが入っていないことが多いですが、この「M12×1.25」というサイズが国産車には使われています。

その他にも、海外メーカー品や安価な輸入品には国産車向けのサイズが入っていないことがあるので、日本の整備工具メーカーが販売しているセットがおすすめです。おすすめ品は後に紹介しています。

 

また、「先・中・上」の同じサイズが入ったセットもありますが、新たにネジを立てるのでなければこれは必要ありません。ネジ山修正が目的であれば、中目(並目)のセットを選びましょう。

 

タップ・ダイスのサイズの見方

タップダイスのサイズには、「ネジ山の外径」「ネジ山の間隔」が表記されています。

例えば、M12×1.5のサイズであれば、

「ネジ山の外径は12mm」×「ネジ山の間隔は1.5ピッチ」

となります。

 

ボルト・ナットのネジサイズは、ノギスピッチゲージがあれば簡単に測れます。

タップダイスセットを購入すると、ピッチゲージがセットで入っていることが多いです。ノギスも持っていなければ購入をおすすめします。

 

 

タップ・ダイスの材質

タップとダイスの材質には、HSS(ハイスピードスチール)タングステンスチールが主に使われています。

 

HSSとは高速度鋼のことで、高硬度、高耐摩耗性、高耐熱性を備えており、高速で金属材料を切削するために開発されたもので、切削工具の素材となります。

タングステンスチールは、タングステンを含む特殊鋼であり、こちらも硬度は高く、耐摩耗性、耐熱性に優れます。

 

どちらの素材もドリルやタップ・ダイスのような切削工具に適した素材ですが、HSSの方が耐摩耗性・耐熱性に優れています。

したがって、使用頻度が高い場合や連続して作業することがあるのなら、HSSを選んでおいたほうが安心です。

趣味での使用や仕事用でもたまにしか使わないと言うのであれば、タングステンスチールでも問題ないでしょう。こちらのほうが安いということも理由の一つです。

 

ダイスの形状

ダイスには、丸型形状六角形状のものがあります。

丸型ダイスは、ダイスハンドルにビスで固定して使用します。

日本では六角よりも丸型ダイスの方が広く流通しているので、写真のダイスハンドルの他にも様々な形状のダイスホルダーがあります。使用箇所によって使い分けができるので便利です。

 

六角ダイスは、専用ハンドルで使用した際、六角形状のためトルク逃げが少なく滑りにくいです。

また、メガネレンチやモンキーレンチでも回すことができるので、ダイスハンドルが使えないコーナーや狭い場所でのネジ山修正にも有効です。

丸形に比べるとダイスハンドル・ホルダーの種類は少ないが、あることはあります。

 

タップハンドル

タップハンドルにも色々な種類があります。タップダイスセットに入っているハンドルだけでは物足りなくなることもあると思います。

こちらの記事でおすすめのタップハンドル、ダイスハンドルを紹介しています。

 

 

タップダイスセットおすすめ4選

  • 【アストロプロダクツ】タングステンタップダイスセット 40ピース
  • 【STRIGHT】タップダイスセット 21ピース
  • 【STRIGHT】HSSタップダイスセット 21ピース
  • 【アストロプロダクツ】タングステンタップダイスセット 40ピース(インチ)

 

【アストロプロダクツ】タングステンタップダイスセット 40ピース

【製品情報】

  • サイズ:M3×0.5・M3×0.6・M4×0.7・M4×0.75・M5×0.8・M5×0.9・M6×0.75・M6×1.0・M7×0.75・M7×1.0・M8×1.0・M8×1.25・M10×1.25・M10×1.5・M12×1.25・M12×1.5
  • 付属品:マイナスドライバー、タップハンドル、タップホルダー、ダイスハンドル、ピッチゲージ
  • 材質:タングステン合金

アストロプロダクツ タングステンタップダイスセットでは、国産車に使用されているほとんどのボルト・ナットの修正が可能。M3〜M12までタップ・ダイスに、ハンドルなど必要なものが揃った充実のセット内容です。

修正や異物除去に適した中タップのセットで、ダイスは丸形。

 

マイナスドライバー、タップハンドル、タップホルダー、ダイスハンドル、ピッチゲージが付属されており、購入後すぐに作業ができます。

タップダイスのサイズが豊富で、DIYユーザーに人気のセット商品です。

 

◆使用者の感想

  • 以前、安価な海外製を買ってバリや歪み酷くて使い物にならなかったので、安かったが日本製ということを信じて購入。品質は良く、細目ピッチも入っていて大満足!DIYユーザーにはありがたい価格とセット内容。
  • バイク整備にアストロの工具には普段からお世話になってますが、このタップダイスセットもなかなかいいです。中華製のようにバリや欠けはなく綺麗に修正できます。低価格のセットを探しているならこれにすれば間違いないですよ!
  • 車、バイク整備をするならこのセットで大体カバーできます。タップダイスは仕事にも十分使える強度と精度はあります。ハンドルはチープなので、少し良いものを買ったほうが作業はしやすいですね。

 

スポンサーリンク

【STRIGHT】タップダイスセット 21ピース

【製品情報】

  • サイズ:M5×0.8・M6×1.0・M8×1.25・M10×1.25・M10×1.5・M12×1.25・M12×1.5・M14×1.25・M14×1.5
  • ダイス外径:1″(25.4mm)
  • 材質:タングステンスチール
  • 付属品:タップハンドル、ダイスハンドル、ピッチゲージ

ストレート タップダイスセットは、自動車、二輪車によく使用されるサイズを集めたセット内容です。

ダイス外形は六角タイプを採用しており、ハンドル使用時にはトルク逃げがなく、モンキーレンチや、25.4mmのメガネレンチやソケットレンチでの使用も可能です。

 

材質にはタングステンスチールが使われ、リーズナブルながら耐久性と精度は高く、評価の高い製品です。

仕事用に使っている方も多く、初めてのタップダイスセットとしてもおすすめです。

 

◆使用者の感想

  • 頼もしい信頼できる工具。サビ取りに使いましたが、六角形状で力が逃げず使いやすい。丸いダイスは留め具が緩むと滑るので。セット内容も必要なものばかりで分かってるなぁと感じました。
  • 趣味用としてコスパ抜群です!なめそうなネジ山をさっと整えられます。細目ピッチもしっかり揃っていて無駄がなく、このセットで車関係は大体カバーできます。
  • 品質も良く、クルマに使えるサイズがバッチリ揃っていていい商品だと思います。単品で買うよりもゆくゆくの保険のためにセットにしました。他社製品より少し高いですが、品質は確かなので満足です!

 

【STRIGHT】HSSタップダイスセット 21ピース

【製品情報】

  • サイズ:M6x1.0・M8x1.25・M10x1.25・M10x1.5・M12x1.25・M12x1.5・M12x1.75・M14x1.25・M14x1.5
  • ダイス外径:1″(25.4mm)
  • 付属品:タップハンドル、ダイスハンドル、ピッチゲージ
  • 材質:HSS

ストレート HSSタップダイスセットは、自動車やバイク整備に使われているボルト・ナットに対応する汎用性の高いセット内容となっています。

ダイス外形は六角タイプを採用しており、ハンドルにセットしやすく回転時のトルク逃げもありません。

 

材質にはHSS鋼を使用しており、切れ味良く、美しいネジ山が簡単に切削できます。

使用頻度の高い方や長く使いたいと考えているなら、HSSのタップダイスセットがおすすめです。

 

◆使用者の感想

  • 六角ダイスが決め手となりストレートのものにしました。モンキレンチが使えるのでホイールハブボルトの修正も簡単でした。サイズも無駄なものがなく、ケースがスチール製なのもよかったです!
  • 仕事で頻繁に使うが、素材は硬く欠けたり潰れたりせずすごくいい!耐久性が高くて品質に見合った値段だと思います。いい買い物をしました!
  • HSSのセットを探していて、評価が高くリーズナブルなこちらに決めました。セット内容もよく使うものばかりで、車、バイク整備に最適です。剛性と精度もしっかりしており長く使えそうです。

 

【アストロプロダクツ】タングステンタップダイスセット 40ピース(インチ)

【製品情報】

  • サイズ:4-40UNC、6-32UNC、8-32UNC、10-24UNC、10-32UNF、12-24UNC、1/4-20UNC、1/4-28UNF、5/16-18UNC、5/16-24UNF、3/8-16UNC、3/8-24UNF、7/16-14UNC、7/16-20UNF、1/2-13UNC、1/2-20UNF、1/8-27NPT
  • 付属品:タップハンドル、タップホルダー、ダイスハンドル、マイナスドライバー、ピッチゲージ
  • 材質:タングステン合金

【インチ表記の種類】

  • UNF
    ユニファイ並目ねじ。アメリカ規格が定めたネジ山角度60°のねじ。アメリカ・イギリス・カナダの間で統一使用されている。
  • UNC
    ユニファイ細目ねじ。UNFと同じだが、よりピッチが細かいもの。緩み止めの効果が高い。
  • NTP
    アメリカ管用テーパーねじ。

※インチサイズのピッチは、1″(25.4mm)内に何山あるかという表示の仕方です。

アストロプロダクツ インチサイズタップダイスセットは、インチサイズのみが収容されたタップダイスセットです。

ミリサイズ以上にサイズの把握が難しいインチサイズなので、よく使うサイズがセットになった本品は、アメ車やハーレー等の整備に大変重宝します。

タングステン製のタップダイスに、荒削りから仕上げまでが可能な中タップを使用しています。

 

この1セットで、アメ車やハーレーに使われているほとんどのボルト・ナットのトラブルに対応できますので、価格的にも魅力的な製品です。

インチサイズについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

 

 

◆使用者の感想

  • ハーレー乗りにはありがたいセット内容。バイクだけでなく、工具のネジ部分は意外とインチサイズが多く、修正に重宝してします。中タップなので当然ながら1から切るのには向いていませんが、ネジ山修正には全く問題ありません!
  • アメ車に適した内容のタップダイスセットというものはあまりなく、ようやくベストな商品に出会えました!値段的に作りはそれなりですが、丁寧に使えば長く使えます。コスパ的にも大満足!
  • インチサイズのタップダイスはホームセンターには無く、単品ではなかなか手に入らないので思い切ってセット物を購入しました。コスパが高く、素人整備には最高です!

 

【タップ・ダイス】売れ筋ランキング

⇒Amazonの売れ筋ランキング

⇒楽天市場の売れ筋ランキング

⇒Yahooショッピングの売れ筋ランキング

画像出典:amazon.co.jp

コメント