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オイル切れが不調や故障の原因!?エアーツールをメンテナンスしよう

みなさんがお使いのエアーツールが、購入後、短期間で不調になったことはありませんか?

  • トルクが出ない。
  • 動きが鈍い。
  • 作動せず、エアーだけ抜ける。

エアーツールの不調や故障には様々な状態がありますが、その原因の多くがオイル切れです!

あなたは、定期的にエアーツールにオイルを差していますか?
注油していないならその不調・故障の原因はオイル切れの可能性が高いです。

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オイル切れが原因で起こる症状

出典:www.kuken.co.jp

エアーツールはご存じのとおり、エアーの力で高速回転しています。

画像は、モーター内部のエアーの流れを表したものです。
その構造は、エアーを送るとローターからブレードが飛び出し、エアーを受けて回転するといったものです。

注油を怠ると、エアーツール内部の部品が焼き付き、作動しなくなります。
故障のなかでも多い症状が、画像のブレードがオイル切れにより、ローターに固着してしまいエアーを受けられないことによる作動不良です。

エアーツールメーカーに確認したところ、修理のほとんどの症状が、オイル切れによる「摩耗・サビ・焼き付き」と言うことでした。

 

注油の目的「エアーツールオイルの働き」

出典:www.amazon.co.jp

エアーツールのオイルメンテナンスには、内部のOリングやパッキン類を傷めない専用オイルの「エアーツールオイル」を使います。

この専用オイルは、普通の潤滑油と違い水の様にサラサラした低粘度のオイルで、エアーツールの潤滑や洗浄をおこないます。

高粘度オイルを入れると、ブレードの動きを妨げ、本来の性能が発揮されなくなります。(回転数低下やパワーダウン等。)

専用オイル以外の潤滑油での代用はおすすめしません。

他の潤滑剤(CRC等)を注油してしまうと、パッキン類の破損や内部パーツの焼き付き、動きの阻害など、故障の原因になるので絶対にしてはいけません!

 

エアーツールオイルを差す目的は、次のとおりです。

  • 高速回転による摩耗を防ぐ。
  • 圧縮空気内の水分からサビを防ぐ。
  • エアーツール内部の潤滑。(ブレードの動きをスムーズする等。)
  • エアーツール内部の洗浄、汚れを防ぐ。

エアーツールオイルを注油するだけで、様々な要因からツールを守り寿命を格段に伸ばしてくれます。

道具を長く大切に使うためにも、必ずオイルメンテナンスを行うようにしましょう!

 

エアーツールオイル 注油方法

  • 注油するタイミングは、使用前か使用後
    (使用時間が長い場合は、作業の途中にも注油すること。)
  • 一度の注油量は2,3滴で、小まめに入れること。入れすぎ注意!
    ※一度に大量のオイルを入れると、ツール内部のグリスを流してしまい不調の原因になります。
    また、入れすぎた余分なオイルが、エアー排出口から大量に吹き出てくるので周囲が汚れます。

 

【エアーツールオイルの注油方法】

▲オイルの注油口はインレット部です。

▲トリガーを引いた状態で注油します。
(内部まで行き渡らせるため。)

▲2,3滴オイルを入れます。
※誤って入れすぎた場合は、すぐにトリガーから指を離し、逆さにしてオイルを出すこと。

 

▲注油後は、ゆっくり空回ししてオイルを全体に行き渡らせる。
※無負荷で回すこと!

 

エアーツールオイルの注油方法はとても簡単なので、毎回注油する癖を付けましょう。
使用頻度が少ない場合でも定期的に行いましょう!

 

多くのプロが使用する、おすすめのエアーツールオイルはこちらです!
修理に出す前に試してみる価値アリです!

 

オイル切れ以外の要因

オイルを注油することが、エアーツールの不調・故障防止の第一歩ですが、もうひとつ合わせてしておきたい対策が、圧縮空気の水分除去です。

エアーコンプレッサーで圧縮した空気の中には、空気中の水分が含まれています。そのエアーが送られてくると、エアーツール内に水が侵入して錆びの原因となります。

そこで、コンプレッサーとエアーツールの間に、水分除去装置のエアーフィルターやエアードライヤーの設置をおすすめします!

画像の製品のような圧力調整のレギュレーター付きや、単純に水滴除去のみのウォーターセパレーターなど種類は様々です。

 

また、エアーツールごとの使用空気圧を守りましょう。

規定空気圧を越えると回転数が高くなり、摩擦による焼き付きや、内部パーツが破損する恐れがあります。

レギュレーターでエアー圧を調整して、適正範囲内で正しく使用しましょう!

 

まとめ

あるエアーツールメーカーによると、エアーツールの故障原因の七割がオイル切れによるモーターの不調です。

「故障かな?」と思ったら、まずはオイルを差してみましょう。もしかするとそれだけで改善するかもしれませんよ!

オイルメンテナンスはとても簡単で、誰でも明日から始められます。
大事な道具ですから、長く使うためにもしっかりメンテナンスをしましょう!

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