バルブコア(虫)のへたりは、カーエアコンのガス漏れの原因のひとつです。
バルブコアにはパッキンが付いているのですが、経年劣化で痩せていく部品なので、定期的な交換が必要です。
そこで今回は、車両にエアコンガスが入っている状態でも、ガスを抜かずにバルブコアだけを交換できる特殊工具を紹介します。
※こちらのツールはHFC134aガス用となります。
【ストレート】バルブコア交換ツール
【製品情報】
- 適応ガス:HFC-134a
- 低圧と高圧、どちらにも対応。
カーエアコンのバルブコアを交換する時、ガスが入った状態でバルブコアを外すと、当然ですが全てのガスが抜けてしまいます。
バルブコア交換ツールでは、本体のコックを回すことでガスを遮断できるので、バルブコアのみを抜き取り、交換することが可能です。
このツールは、低圧バルブと高圧バルブの両方に対応しています。
それぞれのアタッチメントが付いているので、付け替えることでどちらにも使えます。
対応ガスは「HFC-134a」のみ
このバルブコア交換ツールは、HFC-134aガス専用です。
上記寸法のHFC-134a用のバルブコア以外では使用不可です。
詳しい使い方は次のとおりです。
使用方法
- 高圧か低圧のカプラーを選び、本体に取り付ける。
- バルブコアを回すシャフトと、本体の接続部を締め込む。
- シャフトをいっぱいまで引き上げる。
- 本体のバルブを閉じる。(ここまでで前準備が完了。)
- 車両のプラグに差し込む。
- 本体のバルブを開く。
- シャフトを押し込んでバルブコアを掴み、ノブを回してバルブコアを取り外す。
- シャフトをいっぱいまで引き上げ、本体のバルブを閉じる。
- シャフトを本体から取り外し、シャフト先端に付いているバルブコアを新しいものと交換する。
- 逆の手順でバルブコアを取り付ける。
シャフト先端はコの字になっており、バルブコアにピッタリとはまります。
7の手順でバルブコアを外すときは、きちんと掴んでから回しましょう。
バルブコアを外した状態で、本品を車両から外すとガスが漏れ出します。また、9の手順の時、シャフトを本体に取付ける前にバルブを開くと、ガスが漏れます。
手順には注意しましょう!
◆使用者の感想
- ガスが入ったままバルブコアを交換できるのは画期的です。値段も手頃でしっかりした造り!ガス回収の手間を考えればとても安い!
- 有名メーカーで同等品を買うと2万円程しますが、この価格でも精度・品質に問題なし!これでかなり仕事が楽になった。この価格で販売してくれてとてもありがたい。
- 始めて見たときは使い方が難しそうでしたが、構造を理解すると簡単に使えます。このツールの中に入ったガスが、極少量抜ける程度でした。
- 詳しく書かれた説明書が入っているのでとりあえず初心者、素人でも簡単に使えました!造りはしっかりしたもので、安心して使えます!
- これはいい買い物をした。ガス漏れが気になり、まずはバルブを交換しようと思い、調べたらこんなに素晴らしい商品があるとは。10分ほどの作業で交換を終え、漏れの原因がバルブコアだったようで治まりました。
まとめ
バルブコアが原因でのガス漏れの場合でも、ガスは全部抜けてしまうことが多いのですが、バルブコア自体の値段はひとつ100円程です。
しかし、これからはバルブコア交換ツールを使うことで、簡単にバルブコアのみを交換することができます。
エアコンガスも年々値段が上がっているので、定期的な交換でガス漏れを未然に防ぐことができますよ!
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